手指衛生の遵守は、
多くの研究で実証された
感染拡大防止に有用な手段です。
接触感染プロセス
多忙な医療現場では、
手指衛生の遵守が難しいことが調査結果から伺えます。
手指衛生の遵守状況を
向上させるには、状況を観察し、
課題を抽出することが重要です。
手指衛生遵守率向上のポイント
1
手指衛生の
遵守状況を観察する
2
観察した結果・遵守率を
フィードバックする
3
課題を洗い出し
対策・教育を行う
4
介入結果を観察しフィードバックして
取組により改善が
可能であることを示す
出典元※1 第35回⽇本環境感染学会学術集会「無線センサーによるリアルタイム・モニタリングを⽤いた、内科外来診察室における⼿指衛⽣剤の使⽤状況」(2020年)
横浜市⽴⼤学附属病院 感染制御部1)、横浜市⽴⼤学附属病院 看護部2)、株式会社ケアコム3) 加藤英明1)、武⽥理恵2)、出野義則3)、佐野加代⼦1)、鈴⽊智代1)、中村加奈1,2)
出典元※2 第35回⽇本環境感染学会学術集会「消化器外科病棟における時間帯別⼿指消毒の実態-⼿指衛⽣モニタリングシステムを通して-」(2020年)
福井⼤学医学部附属病院 加藤早紀、⾼⼭裕喜枝、南部久美⼦、近江咲菜、室井洋⼦
⽇々の消毒液消費量を
⾃動で記録し管理
ICカードをタッチして消毒剤を計量することで、ポンプ重量の差から、スタッフ別にその
日の消費量を自動算出。手動で計測・集計する手間なく、状況が把握できます。
従来の消費量管理と手指衛生管理システムとの違い
消費管理のタイミング | 日ごとの消費量管理 | 日ごとの消費量計測精度 | 計測値の集計入力 | フィードバックのタイミング | |
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消毒剤の払い出し量による管理 | 払い出し時 | - | - | - | 月単位 |
消毒剤の目盛りで管理 | 日ごと | 可能 | 低 | 手作業 | 月単位 |
消毒剤の重量で管理 | 日ごと | 可能 | 高 | 手作業 | 月単位 |
手指衛生管理システム 3HS | 日ごと | 可能 | 高 | 自動 | 1日~週単位可能 |
システム別機能一覧
消費量管理 | フィードバック | 実施者 | 実施時間 | 実施場所 | 実施回数 | |
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手指衛生管理システム 3HS | ○ | 1日単位 | ○ | - | - | - |
手指衛生モニタリングシステム 3HS-AI | ○ | リアルタイム | ○ | ○ | ○ | ○ |
※消毒剤ポンプを個人ごとに携帯する場合